久しぶりにTOEICの公式問題集を解きました。

 

曲がりなりにも英検1級の英単語をそこそこ覚えてきているわけで、さぁどれだけ簡単に感じるだろう?と多少ワクワクして解き始めた。「いやぁ、やっぱり1級の単語やってたらサクサク解けちゃいましたよ、ははは~」みたいな余裕をかませるもんだと少し期待していたわけです。

 

でも、実際にPart5をやってみたら結構ギリギリの戦いを展開するはめになりました(汗)。90%は超える(30問中3ミス以内)のですが、どうだったかなぁ~と確率的に高い方を選ぶような問題が多数ありました。

なでる猫とディナーラッシュ

1月にセンター試験の英語の筆記を解いたのですが、そのときとは全然違う感覚でした。あのときは自分の膝の上でくつろいでいる猫をなでているような感覚でした。猫(試験問題)はもう僕の手の中です。柔らかくてほのぼのとした手触りを問題から感じたもんです。それでたまに猫の気難しさを察せられず甘噛みされて5点くらい失点します。そんな感じ。

 

でも、TOEICは猫を撫でているような余裕はありませんでした(苦笑)。昔バイトをしていたファミレスのキッチンを思い出しました。注文一つひとつはシンプルですが、ディナーラッシュになるとそれが複合的に注文されます。お客が四人になれば、同じ料理をみんな仲良く頼むなんてことはなくみんなそれぞれ違うものを頼みます。四人ならまだしも6名様ご来店!なんてことになったら一瞬でキッチンは臨戦態勢です。

 

TOEICで言えば、時制を聞いてそうだけど実は態を問われているにもかかわらず、その動詞の語彙が英検1級レベル!とか。なんか忙しいのです。わちゃわちゃしています。

 

そしてPart6を解いて感じたのが、それらの複合的な要素が同時進行で展開していく!ということ。part6は一つのテキストの中に出題形式が異なる問題が共存しているので、前にある文章挿入を考え中で、後の品詞の問題は速攻で解く!とかよくあります。一つのモヤモヤを頭に抱えながら、シンプルな問題を処理するわけです。

 

忙しい。まだまだだ、と痛感しました。

 

意味・理解の二次元世界

結局何が自分に足りないのかというと、もうほとんど語彙でわからないものは出てきません。つまり、意味はわかるんです。理解できる。

 

でもこれってのっぺりしているんです。二次元的、つまり、日本語と英語っていう軸しかないんです。この二つの軸を行き来するスピードは訓練してきたので速い(たぶんみんなそういう訓練していないように思うんですが)。だからスコアが今までは上がってきたわけです。単純に前よりもスピードが上がれば処理能力が上がってより解けてスコアが上がるという理屈です。

 

でも、どうやらこの二次元的な英語の認識世界では個人的には限界が来たなぁと思いました。まだスピードを上げられるとは思うんですけど、頭の処理が大変で悲鳴を上げそうです。例えるなら、それまでは原付レベルのスピードだったのが市販のスポーツカーレベルのスピードにはなったけど、じゃあそこからプロレーサー並みのエンジンにチューンナップして反射神経も訓練する?って話です。いや、それはちょっときついですよ、もう。

 

じゃあどうすればいいのか?

 

プロレーサーよりタイムトラベラー

単純な話、二次元から三次元に発展すればいいと思いました。実際に今回のTOEICで感じたのはそこです。つまり、日本語と英語の軸にまだ時間軸がなかったのです。

 

確かに英語の時制は勉強してきました。でも、それは答えを出すというテクニカルな部分が多く、文脈の中では時制は「意識しないと」ぼんやりしてくるのです。「意識している」ってことは頭の容量を割いて使っているわけで疲れます。ここをやはりほとんど意識せずともテキスト内の時間の感覚が身についている、という状態にしなければと思いました。

 

あと時間軸というと、テキスト内で今読んでいる文章の前と後の展開もです。今読んでいる文章はわかっても、それより前は「意識して」覚えていたり、その後は「意識すれば」予想できました。でもこれも意識せずとも、前後はどういう展開になるかを把握できるようにしたいです。

 

日本語ならそうできているから。日本語の場合、前に何を話していたか、次にどんな展開が待っているかなんてだいたい予想できるでしょ?日本語なら時間軸をぴょんと飛び越えられるのです。

 

お笑い芸人なんて、会話のタイムトラベラーですよ。未来を見て当たり障りのないことは言わない。相手が予測している未来のさらに上を行く。過去が伏線になっているとなお良い。みたいな。

 

僕らはそこまで高度なタイムトラベルは求められてはいません。ほんのちょっと会話の未来を読めるだけで、飲み会では盛り上げられますし、TOEICではスコアが上がります(笑)。

 

そういう過去と未来を自由に行き来できる時間軸が英語にも必要だと思ったのです。そしてこれは訓練すれば絶対に身に着くともうわかってます。だから訓練あるのみ!

 

ということで、今までの二次元的な読解から、三次元的な読解に移ろうと思います。二次元的な読解のプロレーサーではなく、三次元的なタイムトラベラーになりたいと思います。